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高山を有名にした高山祭の魅力

岐阜県高山市で毎年春と秋に行われる高山祭。この祭りは国の重要無形民俗文化財にも指定されており、その歴史は400年以上にも及びます。今回は、高山祭の歴史やその魅力について紹介させていただこうと思います。

高山祭とは 〜山王祭と八幡祭〜

高山祭の起源については明確な記録が残っていませんが、江戸時代の初期に始まったとされています。当時高山は飛騨国の城下町として栄え、商人や職人たちによって町の文化が発展していきました。特に京都の影響を受けた町人文化が色濃く残るこの地域では、祭りも非常に華やかに催されるようになりました。

高山祭りは、春と秋の2回に分けて行われ、毎年4月14日、15日に行われる日枝神社(ひえじんじゃ)の「山王祭(さんのうまつり)」と、10月9日、10日に行われる桜山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)の「八幡祭(はちまんまつり)」の2つの総称になっています。祭りの舞台となる旧高山城下町は、町を東西に横切る安川通りを境に、南半分が上町、北半分が下町と呼ばれており、春の「山王祭」は上町の氏神様である日枝神社の例大祭、秋の「八幡祭」は下町の氏神様である櫻山八幡宮の例大祭を指します。

山王祭と八幡祭の違い

1.屋台の台数
高山祭りの見どころの1つは屋台(やたい)と呼ばれる大きな山車(だし)で、山王祭では12の屋台、八幡祭では11の屋台が披露されます。豪華絢爛な屋台が並ぶ景色は壮大で、見る人たちを圧倒します。(幼い頃高山に住んでおり家族と山王祭に行ったことがあったのですが、その時に見た屋台の迫力ある景色を今でも覚えています)

高山祭が始まった頃の屋台は質素なものだったのですが、その後屋台の形態や構造が整い進化を始めたようです。屋台のためにお金を出しあった町内の人たちによって「屋台組」が構成され、それらの屋台組によって屋台が維持管理されてきたとのこと。長い年月の中で大火による焼失や、廃台によりいくつかの屋台を失ったこともあったようなのですが、屋台組の懸命な支えにより今なお計23台の屋台が維持されているとのことです。

2.「からくり奉納」の台数
豪華な屋台に取り付けた人形を多数の糸で操る「からくり奉納」という伝統行事があり、山王祭は3台、八幡祭は1台という違いがあります。人形の繊細な動きは何人もの人が30本以上の糸を息を合わせて操る巧の技で、大技が決まると見ている人々から歓声が上がるほど本当に見応えがある演舞なので是非見ていただきたいです!!

PR TIMESより引用


3.「屋台曳き廻し」
八幡祭では動く屋台が日中に目の前で見られる「屋台曳き廻し(屋台を押したり担いだりして街中を進むこと)」が行われますが、これは山王祭にはない貴重な行事になっており、神楽台(かぐらたい)、鳳凰台(ほうおうたい)を含む4台の屋台が町を巡る姿を眺めることができます。神楽台は飛騨で初めて登場した屋台といわれており、その後鳳凰台や金鳳台が創建されたといいます。

PR TIMESより引用


4.「夜祭」と「宵祭」
祭り初日の夜は、春は「夜祭(よまつり)」、秋は「宵祭(よいまつり)」という行事が行われます。煌びやかな屋台につけられた約100個もの提灯を灯しながら祭区域内を巡る様子は他にはない美しさがあり、お昼の祭りとまた違った雰囲気を味わうことができます。区内を巡りながら屋台はそれぞれの屋台蔵へと帰っていき、祭りのクライマックスを演出します。屋台組の人々は今年も屋台を出せた嬉しさと、祭が終わってゆく寂しさとを感じながら、様々な思いを共有し夜を惜しむようにお酒を酌み交わしながら過ごすそうです。

毎日新聞より引用

こういった地域の祭りには調べてみないと知ることがない歴史や物語が隠されており、それらを知るとより深く祭りを楽しむことができます。時代が移り変わり様々なものが形を変えながら進化していく中で、こういった伝統行事が数百年にも渡り受け継がれていることの素晴らしさを改めて感じ、心が熱くなりました。みなさんもまずは春の「山王祭」から訪れてみてはいかがでしょうか。

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Edit by 水野友香

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