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統治権力が及ばない場所、それが【アジール】

東京は渋谷。
雑踏をかき分けていきついた先は、
渋谷スクランブルスクエア13F。
折角かき分けてきた雑踏も束の間、
次の僕の行動はレストランに入るための”ウェイティング”だ。
そんな時を過ごしていると、ふと思うことがあります。
『僕が立っていたい場所はここなのかな…。』

遡ること、2024年8月初旬。
僕たちはCommunity Branding Japan(以下、CBJ)の活動を通して、
青森県は弘前市を訪れていました。

そこには青森ならではの特産品「りんご」をテーマにした地域課題解決プロジェクトや「ねぶた」をテーマにした観光誘致施策の醸成など、既に魅力的な題材がそこかしこに…🍎

この地で出会ったりんご歴史研究家の木浪さん(彼女の活動自体物凄く面白いですし、意義深いです)が青森入り前からおススメしてくださる人と宿がありました。

それが今回の記事で取り上げさせていただく【民泊アジール】です。

民泊アジールのオーナーは青森県出身ですが大学進学を機に東京に上京。その後、数年を首都圏の企業で活躍してきましたが、ある日、この首都圏の生活から”脱却”を決意し、青森県弘前市にUターン。より人間らしい、より自然との共存を感じることのできる環境で暮らすだけでなく、その素晴らしさを体験できる場所をつくることを決意されました。

このような背景から生まれた【民泊アジール】では、オーナーが猟師兼きのこハンターでもあることからジビエ料理や周辺で生息しているポルチーニ茸を堪能することができます。僕たちがお邪魔させていただいたときは「熊の舌(タン)」や「ポルチーニ茸」や「二ホンジカのシチュー」を振るまっていただきました。

『美味しいですね』と、目の前にある食材をただただいただくだけでなく、害獣被害の解決とジビエ料理の関係性や本来人間が満足できる生活レベルのお話、自由そうに見える狩猟の世界の中にあるルールなど、都会の雑踏の中では決して触れることのない話題が広がっていきます。

誰かが敷いてくれたレールの上ではなく、
自分が描いていくキャンバスを手に入れたいとき、歩んでいるとき、
ここ【民泊アジール】は間違いなく僕たちの背中を押してくれるでしょう。

統治された社会から、自分の足で歩む
地球という大きな自然を舞台にしたこれからへ。
【民泊アジール】は大きなうねりの道を力強く照らすために、
今日もお客様を迎えていきます…🍄

<CBJの取り組みに関するお問い合わせ>

引き続きCommunity Branding Japan(CBJ)では、全国の地域経済創発活動に力を入れて進めていきます。PRや広報の切り口から、実際のはたらくを見据えた地域体験や研修プログラムづくりだけでなく、私たち自身がオウンドメディアでの発信することによって集客も担っていきます。
当活動にご興味を持ってくださる個人、企業、地方自治体の皆様、お気軽にお問い合わせください!

Edit by 長嶺将也

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