都心、中目黒にも銭湯がある。
再開発で賑わう駅前を抜け、代官山の方へ歩くと、春には見頃になる桜の木が並ぶ目黒川がある。
創業45年目、親子三世代で継承する銭湯
さらにその先に、中目黒の名湯、光明泉がある。
昔ながらの銭湯だが、2014年にリニューアルしてから、
モダンで明るい店内となり、人工ラジウム泉や高濃度炭酸泉、
男女入れ替え制の屋上露天風呂があり、
銭湯のスタイルなのに多様な温泉を楽しめる都会の癒しスポット。
そんな昔ながらの味わいを残した銭湯サウナを楽しんだ後は、
お出汁の効いた和食を食べたくなる。
光明泉からさらに代官山方面へ徒歩5分。
地下一階に隠れ家のように佇む和食屋がある。
精米したお米を自慢の羽釜で毎日炊き上げるこだわり
少し照明を落とした店内を外から望むと、
古民家の内装のような雰囲気がありつつ、
代官山らしいモダンな造り。
中に入ると、履き物を脱ぐスタイル。
これがお家に帰ってきたかのようの感覚になり、とてもいい。
席に案内されると、キッチンの方には土鍋と釜が。
あそこで炊かれたお米を食べられると思うと、心躍る。
土鍋で炊いたお米
出汁の効いた、だし巻き玉子
出汁の効いた、あたたかい味噌汁
お米の香りに包まれながらご飯本来の美味しさを味わう
銭湯でホカホカになった体に、
この繊細な味わいたちが口いっぱいに広がり、たまらない。
あぁ、ととのう・・・
土鍋で炊いたお米に・・・
ふわっふわのだし巻き玉子をオン・・・
だしがお米に染み込んで・・・
うまぁ・・・
そして、お米はおかわり自由・・・
「おかわりください・・・」
心からほっとする癒しの空間
食べ終わる頃には、温かいお茶が運ばれてきます。
実家より、実家なんじゃないか。
温かいお茶と、素材の味が楽しめる漬物・・・
ごちそうさまでした・・・
このお店は、豚の角煮、唐揚げ、お魚、天ぷら、何を食べてもおいしい。
複数人で行くと、おひつに入ったご飯が運ばれてきて、
旅館のように食事を楽しめます。
皆さんでぜひ、訪れてみてください。
※記事内一部画像引用元:シールラリーゆらんさん
『サ飯研究所調べ【サ飯編】』
●店名:ごはんや一芯 代官山
住所 東京都渋谷区猿楽町30-3ツインビル代官山A棟B1
●近隣サウナ名:光明泉
住所 東京都目黒区上目黒1丁目6-1
●食べたサ飯:だし巻き玉子定食
●金額:2000円程度
●訪問した曜日・時間:平日の昼 ランチは行列 予約も可
記事提供 村山薫史郎(サ飯研究所・研究員/LinkedInサウナ部)
Edit by 淀瀬博行
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