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洋服と着物で違うルール…奥深い着物の帯と着物の色や柄合わせのマナー

「着物の色合わせは現代のファッションとは違う」なんて言葉をよく耳にする方も多いのではないでしょうか。素材や模様、色合わせ…奥深い着物の帯と着物の色や柄合わせのマナーについて、本日はご紹介させていただきます。

染め帯・織り帯と着物との組み合わせ

帯には、「染めの帯」と「織りの帯」があります。
「染め帯」は、後染めと呼ばれ、白い糸で織った白布を染めて色や柄を付けます。染め帯は、しっとりと滑らかな手ざわりが特徴で、軽やかな印象があります。代表的な染め帯には、塩瀬や琉球紅型などがあります。

一方で、「織り帯」は先染めと呼ばれ、糸自体を染めてから織り上げて色や文様を表現します。織り帯は、豪華な柄に重厚感のあるものが多く、格式が高いため、礼装やフォーマルな場に適しています。代表的な織り帯には、佐賀錦、唐織、西陣織に代表される錦織などがあります。

●組み合わせ例
①「染めの帯」×「染めの着物」
気品がある印象を与えるため結婚式や格式が少々高めの社交場でも利用可能

②「染めの帯」×「織りの着物」
織りの着物のカジュアルさがフォーマルな染めの帯によって抑えられ、柔らかい印象を作ることが可能

③「織りの帯」×「染めの着物」
織りの帯が染めの着物のアクセントになって全体が引き締まる印象に

④「織りの帯」×「織りの着物」
カジュアルな印象になり、街着として利用可能

一般的には「染め帯」よりも「織り帯」の方が格上とされています。一方、着物の場合は、街着やおしゃれ着として着る「織りの着物」よりも、特別な式典や社交場で着る「染めの着物」の方が格上とされています。

着物ならではの色や柄の組み合わせ

画像引用元:着物買取りナビさん


着物と帯の組み合わせを考える際に、色や柄の調和を意識することが大切です。適切な色使いや柄の組み合わせによって、着こなしの印象が大きく変わります。

①同系色の着物と帯を組み合わせる
赤とピンク、紺と青、黄とオレンジなど、着物と帯の色を同系色でまとめると、コーディネート全体に統一感が生まれ、上品でまとまった印象になります。
着物と帯を全く同じ色にするのではなく、同系色で濃淡をつけることで、シンプルな組み合わせながら着物と帯の両方が際立ちます。また、同系色の着物と帯を組み合わせた際には、帯締めや帯揚げの色をアクセントとして加えると、より洗練された印象になります。

②反対色の着物と帯を組み合わせる
反対色(補色)の組み合わせは、互いの色を引き立て合う効果があります。代表的な組み合わせとして、赤と緑、紫と黄色、橙と青などがあります。
反対色の着物と帯を組み合わせることで、着物と帯それぞれの存在感がアップし、メリハリのあるコーディネートになります。ただし、反対色を組み合わせる際には色の濃淡も重要です。着物か帯のどちらかを淡い色にすると、色同士が喧嘩せずに調和した印象になります。

③白や黒の帯はどんな着物とも組み合わせやすい
着物に合わせる帯の色で迷ったときには、白や黒の帯を取り入れるのも良い選択です。白や黒の帯はどんな着物にも合わせやすく、着物の色を選ばずに着用できるというメリットがあります。
白の帯は全体を優しい印象に仕上げ、黒の帯は全体を引き締める効果があります。1つ持っておくと、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

④着物の柄から帯の色を選ぶ
着物に合わせる帯の色で迷ったときには、「着物の柄で使われている色の帯を選ぶ」という方法もあります。
洋服のコーディネートでも、服の色に合わせた小物を使うことで統一感を出す方法がありますが、着物でも同様に、柄の中に含まれる色を帯に取り入れると、コーディネート全体にまとまりが生まれます。
着物の差し色として帯を選びたい場合には、非常に有効な組み合わせ方です。

⑤帯の柄と着物の柄の合わせ方
着物と帯の両方に柄がある場合、柄同士の組み合わせ方を工夫するとより美しくまとまります。
例えば、梅の柄の着物に鶯の柄の帯、海を思わせる着物に貝の柄の帯など、一貫したテーマを持たせると統一感が出ます。逆に、春の花の着物に秋の花の帯を合わせると、季節感がちぐはぐになってしまうので注意が必要です。

また、柄の大きさにも気を配ると良いでしょう。大きい柄の着物に大きい柄の帯、小さい柄の着物に小さい柄の帯を合わせると、柄同士が同化しやすくなります。そのため、大きい柄の着物には小さい柄の帯を、小さい柄の着物には大きい柄の帯を合わせることで、それぞれの柄が引き立ちます。

いかがでしたでしょうか。着物流のファッションを知り、試してみることで、より着物を”楽しみたい”という気持ちが膨らんでくるのではないでしょうか。
普段の洋服では味わえない色合わせや柄合わせを楽しんでみてくださいね。

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