2025年4月19日㈯
4月中旬にもかかわらず、この日は初夏を思わせるような晴天のもと、千葉県香取市にある「せんのみなと」の古民家でBONDANCE – せんのみなとフェス2025 -が開催されました。当日は全国津々浦々、北は北海道、南は宮崎まで、100名を超える来場者と80名を超える支援提灯が集結しました。
まずはイベントの様子を1分でお届けさせてください。
※動画制作:ARUKIBITO( https://arukibito.co.jp/ )
参加者が主役となり、地域の経済を動かすお祭には、どのような仕組みと協力体制があったのか、運営として参加させていただいた実体験をもとにお届けしていこうと思います。
イベント開催概要

日時:2025年4月19日㈯
場所:せんのみなと古民家敷地内(千葉県香取市山倉)
現地参加者数:102名
支援提灯数:86個
イベント概要:ちょっと早めの盆踊りをコンセプトに、ビジネスSNS LinkedInを活用する方々を中心とした非営利活動
開催目的:
・日々ビジネスの世界で活躍し続けている人、一人一人にスポットが当たる瞬間をつくりたい
・LinkedInというSNSやインターネットの世界を越えたリアルな世界での場所をつくり、エネルギーと刺激を送り合う
・交通の便が良い地域ではない場所でイベント開催することによる移動の促進や効果を実証する
運営:HUG&SHAKE Inc、株式会社せんのみなと、村山薫史郎、井上大輔、廣瀬和弘
協賛:Yosuke Wakabayashi、永井治希
撮影協力:株式会社ARUKIBITO、ケーブルネット296(株式会社広域高速ネット二九六)
イベント当日の様子
【屋外ステージ】
・オープニング挨拶
・ラジオ体操(阿部勝哉さん)

・景品ゲットじゃんけん大会

・ダンスパフォーマンス(岸川さん、瀬山さん、山本さん)

・絵本の読み聞かせ(相田さん、島村さん)

・山倉大神参拝

・のど自慢大会(、真鍋さん、笹井淳さん、渥美さん)


・盆踊り~東京、神奈川、埼玉、滋賀、北海道地域の皆様~

【古民家内ブース】
・着物着つけ体験(岩田さん)

・出張本屋KIBAKO~北海道長沼町より~(相田さん)

・笑文字体験(冠さん)

・マッサージ体験(横山さん、大垣さん、佐藤美織さん、徳永さん)

・坐禅体験(圭室さん、日紫喜さん)
【食堂】
・自家製担々麺(渥美さん、高島さん)
・群馬県産幻の米(雪ほだか)のおにぎり&から揚げ(伊藤美奈子さん)
・チーズ&滋賀の日本酒ペアリング(笹井じゅんこさん)
・こども食堂~本格うどん打ち~(井上大輔さんFamily)
・全国から厳選!!カレー食べ比べ(松島さん)
・セレクトコーヒースタンド(寺木ご夫婦)
・新感覚スウィーツ⁈ベトナムぜんざい(宇野さん)
・木更津の畑から直送新鮮野菜をいただくテキ屋(村山さん、女将、島村さん)
【スペシャルコンテンツ】
・毎年恒例!猪目さん企画のアートシャンパン(猪目さん)
・宮崎直送!弓削ファームのユゲポンセット(弓削さん)
・フィンランドアメニティ(香取さん)
・鳥取県からの贈り物スパイスコーラ(山田さん)
・カンパリジャパンさんからの贈り物ハイボール『WILD TURKEY』(若林さん)
【協力】
前夜祭会場:高橋酒店様
後夜祭会場:和洋酒場 月~Luna~様
送迎:千葉交通様 吉野家旅館様
御朱印記帳:山倉大神様
備品貸出:山倉区保存会の皆様
ホテル:ルートイン香取佐原駅前
【総括】
イベント当日は参加者である方々が自らのコンテンツブースやステージパフォーマンスを持ち込み、言葉通りの「主役」となっていたのが印象的でした。それだけでなく地域の方々や神社にもご協力いただき、イベントの大成功という結果になりました。
当イベントは2024年4月末から構想企画をゆるやかにスタートさせ、LinkedInでの告知集客や地域でのイベントや飲み会を定期的に行っておりました。イベントというものは、開催されている期間しか見ることも、体験することはできないため、そこに至るまでの物語(ストーリー)は忘れられがちになってしまいます。しかし、成功の秘訣はストーリーの丁寧さと長さなのかもしれません。
SNSやインターネットが普及し、誰でも、どこでも、簡単に情報が手に入るようになりました。それは情報格差をなくすという側面では非常に社会を発展させたように感じます。一方で、これらの普及は”一過性の物事”や”即効性のあるもの”に手を伸ばす傾向を促進させてしまったようにも感じます。
お祭の醍醐味は、その裏側にある人と人の多くのコミュニケーションとそこから生まれるストーリーにこそ詰まっています。社会を、地域を、(もしかしたら企業も)活性化させるためのヒントは「お祭」に隠されているのではないでしょうか。
BONDANCE – せんのみなとフェス2025 -の会場では、参加者の皆様が口々に『来年は〇〇をやりたい!』と話されていた光景をたくさん見ることができました。それは自らが主体となって関わり、その場所に彩や活気を、エネルギーを運んでいく原動力に他なりません。
全国移動式BON DANCEの開催。そんな夢を描くのに十分すぎるほどの熱量と活気が生まれた1日となりました。