「巳(蛇)」は、「新しい自分に生まれ変わる」「幸せな未来をつかむ」という意味で捉えられており、巳年は、へびが脱皮するように、新しい自分に出会える年になるともいわれています。 そんな一年の始めにぜひ訪れたい巳(蛇)を祀っている西日本の神社5選をご紹介します!
【奈良県・桜井市】大神神社
日本最古といわれる神社で、奈良県の三輪山そのものが御神体の神舎。本殿はなく拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山を拝むのが特徴。御祭神は『古事記』や『日本書紀』にも登場する大物主大神で、農・工・商をはじめとする人間の生活全般の守護神。この神は蛇の姿で現れたことが神話に描かれています。今でも蛇のことを親しみを込めて「巳(み)さん」と呼び、境内のいたるところには巳さんの大好物である卵がお供えされているので、ぜひ見に行ってみてくださいね。
住所:奈良県桜井市三輪1422
アクセス:三輪駅より徒歩5分
公式サイト:大神神社
【京都府京都市】大豊神社
神社の創建は、平安時代初期の仁和3年(887)。「狛ねずみの社」として知られる神社ですが、本殿前にはめずらしい「狛巳」がいるそうです。本殿に向かって左手には黒の、右手には白の狛巳が鎮座しています。御利益は治病健康長寿、若返り、金運とされ、授与品には蛇にまつわるお守りやおみくじもあるので、今年の運気を見てみるのもよいかもですね。
住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
アクセス:京都市バス東天王町より徒歩7分
公式サイト:大豊神社
【大阪府大阪市】住吉大社
大阪では、親しみを込め、「すみよっさん」と呼ばれる、全国約2300社余の住吉神社の総本社であり、摂津国一の宮、旧社格は官幣大社。境内の外れにある楠高社(くすたかしゃ)という大楠の祠は、古くは婦人病の治癒祈願が多くああったものの、ここに住み着いた白蛇を見かけると幸運を授かるとされ、いつしか「巳神(み)さん」と呼ばれ、親しまれるようになったそうです。 大楠の根元にはたくさんの卵が奉納されており、巳神(みいさん)が宿っているともいわれており、運が良ければ実際に会えるかも?!
住所:大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9−89
アクセス:南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
公式サイト:住吉大社
【山口県・岩国市】岩國白蛇神社
画像引用元:山口県観光サイト
岩国市に生息している白蛇の保護と信仰のために2012(平成24)年に創建された神社。世界遺産の広島県・厳島神社から分祀され、御祭神は宗像三女神と宇迦之御魂神で、特に金運上昇と交通安全のご利益があると言われています。敷地内には白蛇屋外飼育場や白蛇観覧所が設けられており、国の天然記念物岩国のシロヘビの展示や白蛇の脱皮入りの縁起物などを授与しているので、記念に購入してみるのもオススメです!
住所:山口県岩国市今津町6-4-2
アクセス:岩国駅よりバスで13分
公式サイト:岩國白蛇神社
【熊本県・南阿蘇村】阿蘇白水龍神權現
2000年に境内で白蛇が見つかったことに由来し建立された神社。弁財天の化身である生きた白蛇様に参拝することもでき、別名“白蛇神社”とも呼ばれています。ご利益は、金運上昇・商売繁盛・子宝・宝くじ当選などのご利益があり、銭洗い弁天前の「龍神池」で清めたお金を近くの五円玉石塔に貼り付けて乾かすと、より金運が上がると言われています。県外からも多くの人が参拝に訪れる人気の神社です。
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3290-1
アクセス:中松駅よりタクシーで4分
いかがでしょうか。生命力の象徴、水の守り神、財運の御神徳としてあがめられている蛇の習俗をそれぞれの神社の歴史と重ねながら訪れてみるのも楽しいかもしれないですね。
是非とも旅先に訪れるスポット等で参考にしてみてもらえると嬉しいです!
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Edit by 高島吏紗