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地域の魅力を全国へ!挑戦を続ける地方発の食品企業6選

私たちの身近にある食品や飲食店の”出身地”を知っていますか?

地元に根ざしながらも、それぞれの土地ならではの魅力を持って、全国そして海外で挑戦をする食品メーカーや飲食店を本日は紹介したいと思います!

よつ葉乳業株式会社

画像引用元:はたらいく_四つ葉乳業株式会社

1967年に設立した北海道に本社を置く乳製品メーカー。北海道の広大な大地と豊かな自然の中で育まれた生乳を使用し、高品質なバター、牛乳、チーズなどを製造しています。
創業の背景には、北海道の酪農家が主体となり「自らの手で高品質な乳製品を届けたい」という思いがあったといいます。特にバターは全国的に評価が高く、素材の風味を生かした商品開発に注力しており、北海道産にこだわり、安全・安心な乳製品を届ける企業として信頼あるメーカーの一つです。
現在は、北海道だけでなく、日本全国のコンビニやイオン、コストコなどでも商品は展開されており、その特徴である「四つ葉」のマークを見たことがある方も多いのではないでしょうか。他にも恵比寿にある直営店「よつ葉ミルクプレイス」では、よつ葉乳業初のアンテナショップとして、よつ葉製品を贅沢に使用したデザートや食事も提供しているので、ぜひ訪れてみてください。

株式会社雪国まいたけ

画像引用元:日経ビジネスオンライン

新潟県に本社を置くきのこメーカーで、1983年に創業しました。豪雪地帯・新潟の自然環境を活かし、「幻のきのこ」とされた大ぶりで肉厚なまいたけの安定生産を実現。独自の栽培技術により、一年を通じて高品質なまいたけを供給し、市場を拡大し、現在は、えりんぎやぶなしめじなども手がけ、機能性食品の開発にも注力しており、まいたけを主原料とした代替肉の開発に成功したことでも話題となりました。
代替肉がトレンドとなる中で、低脂質・低糖類で豊富な食物繊維を含み、タンパク質も摂取ができるという画期的な商品は全国の健康志向を求めるユーザーはもちろん、健康に課題を持つ層も助けることができる、新しい食品の形としての期待も高い状況です。
新潟の豊かな水と風土を活かしながら、全国・海外へと展開し、日本の食文化に貢献する企業として成長を続けています。

伊那食品工業株式会社

画像引用元:伊那食品工業株式会社公式サイト

長野県伊那市に本社を構える寒天メーカーで、1958年に創業しました。長野県は寒暖差が大きく、清らかな水に恵まれた土地で、古くから寒天の生産が盛んだったことがきっかけで始まった同社は、従来の和菓子用にとどまらず、寒天の健康価値に着目し、食品や医療・化粧品分野へと用途を拡大。特に業務用寒天の分野で高いシェアを誇っています。
最近では、経営理念として掲げている「年輪経営」が多くの企業から注目を集めています。急成長を求めず、着実に成長を重ねる方針を貫いており、社員の幸福を重視し、無借金経営を維持しながら、環境整備や地域貢献にも力を入れています。
長野の豊かな自然と調和しながら、安定した経営を続ける同社は、持続可能な企業のモデルとして注目されています。

株式会社秋吉グループ本部

画像引用元:Dearふくい

福井県福井市に本社を置く焼き鳥チェーン「秋吉」を展開する企業。1959年に福井市で創業し、「おいしい焼き鳥を気軽に楽しめる店」として発展しました。秋吉の焼き鳥は、小ぶりで食べやすく、一串5本単位で提供されるのが特徴で、高品質な国産肉を使用し、特製のタレや塩で仕上げることで、香ばしくジューシーな味わいを実現しています。

また、焼き場と客席の距離が近く、活気ある雰囲気の中で職人が一本一本丁寧に焼き上げるスタイルも魅力。(Community Branding Japan編集部・淀瀬さんいわく”横丁”スタイル)
福井から関西・関東へと店舗を拡大しながらも、品質へのこだわりを貫き、地元福井の食文化を全国に広めている。地元の人々に愛され続ける、福井発祥の人気焼き鳥ブランドです。

白バラ商事株式会社

画像引用元:大山乳業公式サイト

白バラ商事株式会社は、鳥取県米子市に本社を構え、1958年に設立された企業です。同社は、大山乳業農業協同組合が製造する「白バラ」ブランドの乳製品を中心に、アイスクリーム、ケーキ、シュークリームなどを展開、かわいらしい”牛”のキャラクターが印刷されたパッケージが印象的です。販売エリアは鳥取県・島根県・兵庫県美方郡に広がり、6つの営業所を拠点に、一般家庭への宅配や量販店、公共施設への供給を行っており、特に「白バラ牛乳」は、鳥取県内の全ての小・中学校の給食で採用されており、県民にとって馴染み深い存在です。
また、オンラインストアを通じて、白バラ牛乳や関連製品を全国に届ける他、都内のコンビニエンスストアなどでもアイスクリームを見かけるなど、その販路は広がっている状況です。鳥取県の魅力を広める活動にも力を入れており、地域に根ざした企業として、地元の酪農家と連携し、新鮮で高品質な製品を提供し続けています。

株式会社資さん(すけさん)

画像引用元:資さんうどん公式サイト


福岡県北九州市に本社を置く「資さんうどん」を運営する企業で、1976年に北九州市で創業しました。地元の食文化に根ざした「北九州のソウルフード」として親しまれ、もちもちの自家製麺や旨み豊かな出汁、豊富なトッピングが特徴です。特に「肉ごぼ天うどん」は看板メニューとして人気を集めています。
その人気の勢いは止まらず、2024年12月期の売上高は約160億円と過去最高を記録、前年比で2割増となりました。この成長の背景には、関東進出の成功があり、2024年12月に千葉県にオープンした関東1号店は、1日平均2000人以上の来客を迎えるなど大きな話題となりました。2025年には、関東を中心に21店舗の新規出店を計画しており、そのうち12店舗はグループ内の既存店を業態転換する予定で、今後は、全国にさらに210店舗の展開を目指し、海外進出も視野に入れているとのことです。
地元北九州の味を全国、そして世界へ広めるべく、さらなる成長が期待される企業です。

いかがでしたでしょうか。身近で見たことがある食品が実はあのエリアの出身だった!などの発見はとても楽しいですよね。日本全国で地域の魅力を生かしながら全国そして海外に向けて勝負をかけ、奮闘する企業をこれからも応援したいと思います!

CBJでは、全国の地域経済創発活動に力を入れて進めています。PRやブランディングのご支援にはじまり、実際にはたらくことを見据えた地域体験や研修プログラムづくりだけでなく、プロジェクトメンバー自身がLinkedInをはじめとするオウンドメディアでの発信することによって集客も担っていきます。活動にご興味を持ってくださる個人、企業、地方自治体の皆様、お気軽にお問い合わせください!

Edit by 高島吏紗

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