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CBJと長沼町の地域おこし協力隊とのかかわり方

別の記事で【北海道夕張郡長沼町】に関してご紹介させていただきましたので、「どんな地域なの?」「札幌から近いらしいけどどうやって行くの?」と気になっている方は以下の記事も合わせて読んでみてください♪

本記事はCommunity Branding Japanの取り組みに関して、興味を持ってくださっている個人、企業、市町村の方向けに【長沼町での取り組み事例】をもとに記載させていただきます。
「一緒に〇〇の地域を盛り上げませんか?」「うちの地域でも地域おこし協力隊向けの取り組みを!」などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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2024年6月某日。
ここ長沼町で本屋「KIBAKO」の開店を1か月後に控える相田さんから1通のメールが届く。

「本屋KIBAKOをつくってくれたり、地域おこし協力隊含め移住して活躍していらっしゃる方も多いので、1名お繋ぎしてみましょうか♪」

はじまりは、相田さんからのささいな一言でした。そこから直接、地域おこし協力隊の方にご連絡させていただき、「折角長沼町に来られるのであれば町役場の人にもお繋ぎしますね♪」ということでオンラインでご挨拶もさせていただきました。

複数名いらっしゃる地域おこし協力隊の方々の課題は、もちろん人それぞれです。でもやはり、最初に出てくるお悩みは
・任期満了後(地域おこし協力隊の任期は全国的に3年と決まっています)のキャリアに関して
・地域起業のノウハウ、経営とは、に対する漠然とした不安
・起業を見据えた際の起業の種
・地域、地元住民とのコミュニケーション方法
・車社会による交通手段の不安
・空き家はあるが購入や賃貸できる物件が移住者には出てこない
をよく耳にします。

そこで、僕たちの活動「Community Branding Japan」で長沼町に赴く際になにができるかを思案した結果…【ビジネスキャンプ】という案に辿り着きました。
約1ヵ月後の町入りとあって準備や打ち合わせ頻度は多くありません。地域おこし協力隊の方々ならではのコンテンツと僕たちならではのコンテンツを掛け合わせた最適解を出せたように思います。

▶ビジネスキャンプ
1泊2日にわたって開催させていただきました。当日は首都圏から「起業」を控えている方もご一緒していただきました。

1日目午前:
①地域おこし協力隊の方々プレゼンツ、長沼町を知ろう!周遊ツアー
→町の魅力や広さだけでなく、課題や町の未来についても同時にご案内いただきました

~地産地消レストラン「ハーベスト」さんで昼食休憩~

1日目午後:
②第1回ワークショップ
「普段の思考の枠から外れる」を目的としたワークショップを”マーケティング”の視点で実施
→天文外の金額を使い切る…というワークショップ。天文外の金額を、現実的に使い切ることの難しさを痛感。同時に、自分がやってみたいことなどのお金の動きの全体像が不思議と見えてきます。

2日目午前:
③第2回ワークショップ
図解を用いて、起業やキャリア、ブランディングを学ぶ、実践する

~移住者夫婦が営むレストラン「bluebase naganuma」さんで昼食休憩~

2日目午後:
④発表会
地域おこし協力隊、首都圏からご参加の方を交えた「未来発表会」の実施
「起業はしたいけど、どのような方向性で起業するか悩んでいる」
「漠然と任期終了後は起業かな、と考えていたけど実際にやりたい起業の種が見つかった」
「自分の考えていることを話してもいいんだ。こんなに真剣に聞いてくれる人たちがいるんだ。と安心した。」
「いざ起業を控え、自分の中でのやりたいことが明確になっただけでなく、活力を手に入れることができた。」

など、急遽ビジネスキャンプというお時間をいただいたにもかかわらず、とても嬉しいお言葉を皆様からいただくことができました。

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僕たちは地域経済創発活動を通して、全国各地の地域おこし協力隊の方や町役場の方と接点を持たせていただいております。自分たちが元々いた”安定”の場所から出て、見知らぬ土地で挑戦を選ぶことができる人たち。それが地域おこし協力隊だと考えています。このような選択をできる方々が地域に入り込み、その地域で起業を目指すということは光が当たっていなかった日本本来の資源に光が当たっていくチャンスだと捉えています。

ただ、いきなり一人で起業まで成しえるのは難しいです。

そんなときに、ぜひ僕たちCommunity Branding Japanに一声お声がけいただけますと嬉しいです。その地域の資源を活かした起業、定住、関係人口づくりを大切に、足を運んでいきます。

<後日談>
長沼町の町役場・地域おこし協力隊の方とは、東京でもお会いしています。今後、長沼町に、北海道に触れようという趣旨のイベントや懇親会を開催予定です。ぜひ今後のお知らせを楽しみにお待ちください❄

<CBJの取り組みに関するお問い合わせ>

引き続きCommunity Branding Japan(CBJ)では、全国の地域経済創発活動に力を入れて進めていきます。PRや広報の切り口から、実際のはたらくを見据えた地域体験や研修プログラムづくりだけでなく、私たち自身がオウンドメディアでの発信することによって集客も担っていきます。
当活動にご興味を持ってくださる個人、企業、地方自治体の皆様、お気軽にお問い合わせください!

Edit by 長嶺将也

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