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地域経済創発のために何度だって立ち上がる【群馬県・高崎市】

“七転八起”
つまずくことは失敗ではなく次への一歩を踏み出す大きなチャンス
転んでも転んでも起き上がり前を向いていれば必ず「福」はやってくる…

伝統を守り続ける強い“熱”と“矜持”

LinkedInでご縁を頂いた群馬県高崎市がホームタウンの安藤淳子さんの素敵なコーディネートで、同じくLinkedIn仲間で群馬県前橋市にお住まいの伊藤美奈子さんにもご同行頂き、創業90年、二百余年の歴史と伝統を誇る高崎だるまづくりの技術と意志を伝承され続けている「今井だるま店NAYA」さんに、CBJのメンバーで取材にお伺いさせて頂いたんですけど、日本の職人の皆さんの“技術”と、長年伝統を守り続けられている強い“熱”と“矜持”に触れさせて頂く時間はもう本当に最幸でした…
しかも職人の皆さんのだるまづくりを見学させて頂くだけかと思いきや、自分達もだるまづくり体験をさせて頂くことに…緊張
高崎だるまの特徴として、日本で「鶴は千年、亀は万年」と吉祥・長寿の動物に例えられている鶴が眉毛部分、亀が髭部分に表現されているんですが、有難いことに当日は3代目の今井裕久さんも顔を出してくださり、だるまに眉毛と髭、福入などの縁起文字を筆入れする様子を実演して見せてくださったんですけど、いざ自分がだるまに眉毛と髭を書くとなると、もちろん初めてということもあって、これが全然簡単じゃない…緊張して手に汗かくし、指が縮こまって上手く筆が進みませんでした…泣
それでもなんとかメンバー全員が思い思いのだるまを無事に完成させる事ができたわけなんですけど、職人さんの技術の高さと凄さを身をもって体感する学びと示唆の多い機会になりました…感謝

日本の文化・技術・意志を継承し続けることの意味

日本の伝統技術が直面する深刻な課題として文化庁のデータによると、

伝統的工芸品の市場規模は、ピーク時の約5分の1に縮小、

1998年には約2,784億円だった伝統的工芸品の生産額が、2020年には約927億円へと約67%の減少、

伝統的工芸品産業に従事されている従業員の方の数は、1979年の約28.8万人をピークに、2020年には約5.4万人と、5分の1以下に減少、

伝統工芸品の職人さんは高齢化に伴い減少傾向で慢性的な後継者不足、女性伝統工芸士の割合は増加傾向、


という状況だったりするので、伝統的工芸品という日本の大切な文化や技術や意志を伝承し続けたくても、そもそも生活が追い込まれて正直続けていく事は簡単ではありません…

じゃあ伝統的工芸品をすべてやめてしまうのか…

このまま伝統的工芸品は無くなってしまうのか…

この日「今井だるま店NAYA」さんの工房にお邪魔させて頂き、取材させて頂き、直接職人の皆さんの技術を自分の目で見させて頂き、実際に声を聞かせて頂き素直に思ったのは、「こんな素晴らしいものが無くなっていいわけない」でした…

“七転八起の精神があれば何でも乗り越えられる”


このCBJの活動も、今書いているWEBニュースメディアの記事も、いつでも地域の課題や伝統的工芸品の価値を届ける事ができて少しでも知ってもらえたり、触れてもらったりする機会に繋がる…伝統的工芸品を守ることは簡単ではないけど、七転八起の高崎だるまみたいにあきらめずに何度でも立ち上がるきっかけになる…だからこそ今すぐ自分にできることとして、本当に大切に頑張り続けていかないとなぁと改めて心に誓いました…

県庁の皆さん本当に有難うございました…感謝
CBJメンバー今回も早朝から遅くまでお疲れ様でした…合掌

CBJでは、全国の地域経済創発活動に力を入れています。PRやブランディングのご支援にはじまり、実際にはたらくことを見据えた地域体験や研修プログラムづくりだけでなく、プロジェクトメンバー自身がLinkedInをはじめとするSNSやオウンドメディアで発信することによって集客も担っていきます。活動にご興味を持ってくださる個人、企業、地方自治体の皆様、お気軽にお問い合わせください!


Edit by 淀瀬博行

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