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“自然とアート”で埋もれる島「直島」の魅力とは

画像引用元:ベネッセアートサイト直島
瀬戸内海に浮かぶアートの島として知られる「直島」
アート鑑賞というと「目の前のアート」を見て感じることと思いがちな、そんな概念を覆される”自然とアート”で埋もれている島「直島」の魅力を今日はご紹介できればと思います。

岡山駅から電車で約50分の場所に位置する宇野港よりフェリーで約20分。直島を象徴するといっても過言ではない草間彌生さんが手がけた「赤かぼちゃ」がお迎えしてたその場所は直島 宮浦港。

画像引用元:うどん県旅ネット
島は大きく船が到着する「宮ノ浦エリア」、島を東へ間反対に位置する「本村エリア」、島の南側に位置する「美術館エリア」の3エリアに分かれています。

①宮ノ浦エリア

画像引用元:ベネッセアートサイト直島
「宮ノ浦エリア」は、「赤かぼちゃ」の他にも藤本壮介がてがける直島パヴィリオンなどのアートが町中に急に現れる驚きは、到着してすぐに味わえるのも魅力。アートはもちろん、比較的飲食店も多いエリアでもあり、その他にはアーティスト・大竹伸朗が手がけるポップなアートがかわいい直島銭湯「I♡湯」などの施設も楽しめます。

②本村エリア

画像引用元:ベネッセアートサイト直島
今も生活が営まる街で、点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものが作品化されている空間「家プロジェクト」に、築約100年の木造民家の中に打ち放しコンクリートの空間を交える安藤忠雄の設計による美術館「ANDO MUSEUM」が楽しめるエリア。まさに地域をアートに変える象徴的な事例としても楽しむことができます。

③美術館エリア

画像引用元:ベネッセアートサイト直島
別名「ベネッセエリア」とも呼ばれるエリア。宿泊施設「ベネッセハウス」は「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、まさに自然と共存したアートで、ホテルから一歩出ると広がる瀬戸内海の海には、海辺にポツンと見える「黄色のカボチャ」を見ることができたり。

また同エリアにある、もっとも有名な施設といえば「地中美術館」ですが、同じく建築家・安藤忠雄氏が設計、建築そのものがアートとなるをまさに体現してくれる美術館です。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設されているその構造を生かしアートが設置されています。

④モネと自然が魅せる「アート」の力

画像引用元:ベネッセアートサイト直島
2×6メートルの作品・モネの≪睡蓮の池≫は、パリのオランジュリー美術館に展示されている大装飾画と同様のシリーズとのこと。オランジュリー美術館の睡蓮といえば、360度のパノラマで鑑賞できる睡蓮ももちろん圧巻だったわけですが、、

地中美術館では、この神秘的な空間の中、静寂に包まれたクロード・モネ室は、天井から差し込む自然光の光により、その日の見え方を味合わせてくれるのです。まさに自然と生きるアート。私が訪れたその日は冬の曇りの日差しで、微かな光が、その睡蓮が魅せる淡い、もの悲しささえも感じる、その美しさに圧倒され、言葉を失い、ただそこに佇んでしまったことを今でも鮮明に覚えています。

瀬戸内海を望む直島で、「よく生きる」とは何かを考える場所をつくるために、美術館の核となるモネの「睡蓮」をどのように見せるかが当初の課題だったといいます。
地域活性を行うための活動には色々な課題解決の方向性があります。

—————瀬戸内海の島島を、キャンバスに。

決まった建物の中で、アート作品を向き合う、その楽しみ方も一つではありながらも、直島は、アートを通じて、大自然の中だからこそ、研ぎ澄まされるその感覚で「よく生きる」こととは何か、そんな課題を再定義させてくれる島なのかもしれない、そんなことを感じさせてくれる場所でした。

CBJでは、全国の地域経済創発活動に力を入れて進めています。PRやブランディングのご支援にはじまり、実際にはたらくことを見据えた地域体験や研修プログラムづくりだけでなく、プロジェクトメンバー自身がLinkedInをはじめとするオウンドメディアでの発信することによって集客も担っていきます。活動にご興味を持ってくださる個人、企業、地方自治体の皆様、お気軽にお問い合わせください!

Edit by 高島吏紗

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