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全国で加速するジビエブーム【埼玉県 | 山梨県】

ジビエ肉が人生を変える

フランス語の「ジビエ(gibier)」は狩猟で得た野生の鳥獣の肉を指す言葉で、フランスでは高級食材として扱われ、かつては上流貴族しか食べられなかったり、日本でも江戸時代には上流階級だけでなく庶民の間でも食事処などでひそかに食べられていたりと、昔から食通にはやっぱり人気の食材で、僕自身もこの地域経済創発活動の『Community Branding Japan』を立ち上げ全国各地で活動することが無ければ、おそらく東京での忙しい毎日の中で一食一食の大事な食事を大切に思える日も来なかったと思いますし、こんなにも美味しいジビエ肉に出会うこともなかったと思うので、本当に運が良かったと思うんですけど(感謝しかないです…泣)、今、そのジビエ肉の人気が全国に急速に広がっています。


令和4年時点で年間156億円を超える野生鳥獣による農作物への被害の防止対策として、農林水産省をはじめ行政がジビエの活用を推奨している関係もあって、鳥獣保護管理法に定められた狩猟期間の毎年10月15日~翌年4月15日(北海道は毎年9月15日~)に捕獲された鳥獣は廃棄ではなく、ジビエ食材として有効活用されています。
※鳥獣保護の観点や鳥類の繁殖や渡りの時期への考慮により狩猟期間短縮の場合あり


ジビエ肉が社会の会代解決と循環を推進するサステナブルな活動の賜物として生まれた食材であることの認知と、実際に食した際の美味しさがクチコミで広がり、ジビエブームに着火したわけなんですけど、全国各地でジビエ肉を有効活用した素敵な企画が展開されています…拍手

学校給食にジビエ肉が登場する時代

埼玉県皆野町では埼玉県内初の試みとして、町の地域課題の一つである有害鳥獣被害の対策と、ジビエ料理の普及を目的に、豊富な食材と香辛料で鹿特有の臭みを抑えた、子どもが安心して食べられるジビエカレーを開発し、町立皆野幼稚園と小中学校4校で町内で捕獲した鹿肉を使ったキーマカレーが学校給食として提供されました。

皆野町では、シカ、イノシシなどの野生鳥獣による農作物被害報告は年間約40件で、年々増加傾向にしていて、今回の学校給食のキーマカレーには2024年の2月に町内にオープンした皆野ジビエ加工場の岡崎さんを通じて、「北秩父猟友会」の猟師の皆さんが、皆野町内で捕獲した21キロのニホンジカの肩、もも肉が提供されたんですけど、2024年10月から各学校で保護者を交えた試食会を重ね完成したみたいなんですけど、本当に素晴らしい取り組みですよね…感動

県全体で取り組むサステナブル活動が経済を動かす

他にも2年に1度開催されていて、2020年、2022年に続き、去年で3回目を迎えた「やまなしジビエフェア2024」も、鳥獣による農作物被害が年間1億40000万円も出てしまっている山梨県が県内の飲食店等15店舗で「やまなしジビエ」を使った料理を提供するという「やまなしジビエ」のキャンペーン活動なんですけど、全国各地を周る前の僕みたいにジビエに普段触れる機会が無かったり、情報を持っていない方やご家庭にとっては、やっぱり馴染みのない正体不明の食材だったりもするので、大変ではありますけど県全体として何度も何度もイベントなどを繰り返しながら定着すると本当に経済的メリットも含めて強い地域になっていくなぁと改めて思いました…感激

記事を書いていたらまた食べたくなってきました…美味しいジビエ肉…笑
ぜひ皆さんもジビエ肉を食べてみてもらえると嬉しいです…!すごくオススメです…!

記事内画像引用元:農林水産省埼玉新聞山梨県PR Times

CBJでは、全国の地域経済創発活動に力を入れて進めています。PRやブランディングのご支援にはじまり、実際にはたらくことを見据えた地域体験や研修プログラムづくりだけでなく、プロジェクトメンバー自身がLinkedInをはじめとするオウンドメディアでの発信することによって集客も担っていきます。活動にご興味を持ってくださる個人、企業、地方自治体の皆様、お気軽にお問い合わせください!


Edit by 淀瀬博行

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