訪れた地は、群馬県・前橋市。
東京駅から新幹線に揺られること約50分という、あっという間に到着した高崎駅。そこからJR両毛線に乗り換え、15分程で到着しました。
今回の目的は、創業300年の歴史を誇る老舗旅館を再生したアートホテルとしての話題の「白井屋ホテル」さんに
宿泊をさせていただきました。
以前から地方再生の事例としてもよく目にしてきたホテルですが、その芸術的な建築センスやアートがあふれる建物としての話題はもちろん、本格的なサウナも楽しめるホテルということでサウナー好きにはたまらないホテルとして
今回は念願の訪問をさせていただきました。
いざホテルの中へ。
想像以上のグリーンに囲まれながらもアートと建築で完成された空間は、人の声がほとんどしない静寂さと心地よい音楽が心を高ぶらせてくれるなんとも居心地がよいラグジュアリーさを与えてくれるのですが、
ホテルの大きな特徴が多数のアーティストとコラボレーションした25室すべて異なるデザインの客室が楽しめる客室。
案内頂いたお部屋は真っ白な空間にランダムに配置されたベンジャミンの葉が基調となる「藤本壮介 ルーム」と呼ばれているお部屋だったのですが、イギリスを代表するプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンやイタリア建築界の巨匠ミケーレ・デ・ルッキが手がけた世界に一つだけのお部屋が楽しめるなどすべてが別の世界的クリエイターが手がけるとなんともユニークですよね。
そして、早速準備をしサウナへ。
施設内にはなんと本格的なフィンランドサウナにダブルベッドサイズのサウナ台が鎮座する客室のようなベッドルームサウナに生薬の蒸気で満たした薬草ミストサウナと貸切サウナが3つもあるというとんでもない私好みなわけですが(笑)
今回、予約したのは個室の薬草ミストサウナ。
白が基調のシンプルなお部屋はサウナの室内まで真っ白という女性好みの内装。思ったよりも高温のスチームに完全に蒸されてしっかり2セットで整わせていただきました。
その後、着替えを済ませるとお待ちかねのレストランへ。
世界的美食ガイド『ゴ・エ・ミヨ』に3年連続掲載するイノベーティブレストランは、群馬の食材や文化を取り入れた五感でも楽しめちゃうフルコースを堪能できることはもちろん、丁寧な接客で、お客様それぞれのタイミングを見計らって提供されるスピード感も含めて、気持ち良い時間を過ごさせていただきました。
そして食事の後はアートラウンジへ。なんと宿泊者はアルコールやソフトドリンク、ナッツやジャーキーなどの軽食、「the PÂTISSERIE」の焼き菓子に加えて、お夜食として群馬の郷土料理「おきりこみ」もいただけるという、おもてなしぶり。
21時を過ぎた館内はライトアップされるなどまたお昼間では堪能できないアート空間を楽しませていただきました。
東京から一足伸ばすだけで体感できるラグジュアリーなアート空間で特別体験してみてはいかがでしょうか。